ご依頼の経緯
T様は、昨年ご両親がご逝去され、勝浦市内にある海沿いの別荘、自宅不動産、多額の預貯金、さらに生命保険金を含む遺産相続手続きを進める必要がありました。特に、海沿いの別荘については「売却して現金化するべき」という意見と、「家族で利用するために維持すべき」という意見が相続人間で対立し、話し合いが進まない状態でした。
さらに、生命保険金についても分配方法が明確でなく、手続きが複雑化していました。T様は「家族全員が納得する形で遺産分割を終え、安心して次のステップに進みたい」と考え、当事務所にご相談いただきました。
担当行政書士のコメント
当事務所では、まず遺産全体を整理するため、財産目録を作成しました。海沿いの別荘については、維持費や将来的な利用価値を考慮し、売却して現金化し、その利益を公平に分配する案を提案しました。この方法により、維持管理の負担を軽減し、全員が公平に遺産を受け取ることができました。
自宅不動産については、配偶者が取得する形を提案し、固定資産税や維持費の負担についても具体的な助言を行いました。また、生命保険金については均等に分配する案を提示し、全員の合意を得ました。この分割案を基に遺産分割協議書を作成し、全員が納得する形で手続きを進めました。
さらに、別荘の売却手続き、自宅不動産の相続登記、預貯金の解約、生命保険金の請求手続きについても当事務所が一括して対応しました。これにより、T様とご家族の負担を大幅に軽減し、短期間で相続手続きを完了することができました。
今回のケースでは、海沿いの別荘という感情的な価値も絡む遺産を効率的に整理し、全員が納得する形での分割を実現できました。T様とご家族が安心して新たな生活を始められるお手伝いができたことを、大変嬉しく思います。
お客様のメッセージ
「両親が遺してくれた海沿いの別荘について、家族で意見が分かれてしまい、どのように進めるべきかわからない状態でした。先生に相談したことで、現実的な提案をいただき、全員が納得する形にまとめていただけました。
特に、別荘の売却や生命保険金の分配について、複雑な手続きをすべて対応していただき、本当に助かりました。家族全員で公平に遺産を分け合い、新しい生活を前向きに始めることができたことに感謝しています。
先生にお願いして本当に良かったです。これからも困ったことがあればぜひ相談したいと思います。本当にありがとうございました。」
