ご依頼の経緯
K様は、数ヶ月前にご主人がご逝去され、流山市内にある共有名義の不動産、自宅不動産、多額の預貯金を含む遺産相続手続きを進める必要がありました。共有名義の不動産については、「現状のまま維持すべき」という意見と、「売却して現金化するべき」という意見が相続人間で対立し、話し合いが進まない状況でした。
また、預貯金についても分配方法が曖昧で、具体的な合意が得られない中、K様は「家族全員が納得できる形で相続を完了し、トラブルを避けたい」との思いから、当事務所にご相談いただきました。
担当行政書士のコメント
当事務所では、まず相続財産を正確に把握するため、財産目録を作成しました。共有名義の不動産については、維持費や管理の現実性を考慮し、売却して現金化する案を提案しました。この方法により、不動産管理に伴うトラブルを回避しつつ、全員が公平に遺産を受け取る形を実現しました。
自宅不動産については、配偶者が取得する形を提案し、固定資産税や維持費について具体的なアドバイスを行いました。さらに、預貯金については全員が納得できる分配案を作成し、協議の場で提案しました。この内容を基に遺産分割協議書を作成し、相続人全員の合意を得ることができました。
また、不動産の売却手続き、共有名義の解消、預貯金の解約といった煩雑な手続きについても当事務所が全面的に対応しました。これにより、K様とご家族が短期間で相続手続きを完了することができました。
今回のケースでは、共有名義という複雑な状況にもかかわらず、冷静な話し合いをサポートすることで全員が納得する形で解決することができました。K様とご家族が安心して次のステップに進める環境を整えるお手伝いができたことを、大変嬉しく思います。
お客様のメッセージ
「主人が遺してくれた共有名義の不動産について、家族で意見が分かれ、どのように進めれば良いのかわからない状態でした。先生に相談したことで、現実的な提案をいただき、全員が納得できる形にまとめていただけました。
特に、共有名義の解消や預貯金の分配について、自分たちでは対応できない部分をすべてサポートしていただいたおかげで、とても安心して手続きを進めることができました。家族全員で笑顔で相続を終えることができたことに感謝しています。
先生にお願いして本当に良かったです。これからも困ったことがあれば、ぜひ相談させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。」
