ご依頼の経緯
H様は、昨年お父様がご逝去され、遺産相続手続きを進める必要がありました。遺産には館山市内にある複数の別荘（3棟）と広大な土地、多額の預貯金が含まれていましたが、相続人間で意見が分かれ、協議が進まない状況でした。
特に、別荘について「売却して現金化すべき」という意見と、「思い出の場所として保持すべき」という意見が対立しており、土地についても利用方法が決まらないまま話し合いが停滞していました。H様は「全員が納得できる形で遺産分割を進めたい」と考え、当事務所にご相談いただきました。
担当行政書士のコメント
当事務所では、まず相続財産の全容を整理し、財産目録を作成しました。別荘と土地については現地調査を実施し、それぞれの評価額を算出しました。その後、相続人全員が納得できる分割案を検討しました。
別荘については、一部を売却して現金化し、その利益を他の遺産と併せて分配する形を提案しました。残る別荘については維持管理が可能な相続人が取得する形で調整しました。また、土地については、利用価値や将来的な運用を考慮し、適切な分割方法を提案しました。預貯金については、相続人全員が均等に受け取る形で分配しました。
分割案を基に遺産分割協議書を作成し、不動産の売却手続きや名義変更、預貯金の解約手続きについても当事務所が一括して対応しました。これにより、H様が直接手続きに追われることなく、短期間で相続を完了することができました。
今回のケースでは、複数の別荘と広大な土地という複雑な財産を含む相続にもかかわらず、相続人全員が納得する形で解決することができました。H様とご家族が安心して次のステップに進めるお手伝いができたことを、大変嬉しく思います。
お客様のメッセージ
「父が遺してくれた別荘や土地をどう分けるべきか、兄弟姉妹で意見が分かれてしまい、とても困っていました。先生に相談したことで、それぞれの財産の価値を明確にしていただき、全員が納得する形にまとめていただけたことに感謝しています。
特に、別荘の売却手続きや土地の分割について、専門的なサポートを受けられたことで、スムーズに進めることができました。煩雑な手続きもすべて対応していただき、短期間で相続を終えることができました。
家族全員が新しい生活を始められるようになり、心から感謝しています。先生にお願いして本当に良かったです。ありがとうございました。」
