ご依頼の経緯
N様は、半年ほど前にご主人がご逝去され、遺産相続手続きを進める必要がありました。遺産には千葉市中央区内にある自宅不動産、預貯金、生命保険金が含まれていましたが、子ども2名との間で遺産分割の方針が決まらず、話し合いが停滞していました。
特に、自宅不動産について「売却して現金化すべき」という意見と、「母が住み続けるために残すべき」という意見が対立しており、具体的な解決策が見つからない状況でした。N様ご自身も「家族全員が納得できる形で手続きを終えたい」と考え、当事務所にご相談いただきました。
担当行政書士のコメント
当事務所では、まず相続財産の詳細を整理し、財産目録を作成しました。自宅不動産については評価額を算出し、N様が引き継ぎつつ他の相続人も公平に財産を受け取れる分割案を検討しました。
分割案として、自宅不動産はN様が引き継ぎ、維持費や固定資産税を考慮した助言を行いました。一方、預貯金と生命保険金については、2人の子どもに均等に分配する形を提案し、全員が納得する形で合意を得ました。この分割案を基に遺産分割協議書を作成し、全員の署名を取り付けました。
さらに、不動産の相続登記や金融資産の名義変更、生命保険金の手続きについても当事務所が全面的に対応しました。これにより、N様が手続きに追われることなく、短期間で相続を完了することができました。
今回のケースでは、相続人間で意見の対立があったものの、全員が納得できる形で調整することで、トラブルを防ぎながら迅速に手続きを進めることができました。N様とご家族が安心して新たな生活に進めるお手伝いができたことを、大変嬉しく思います。
お客様のメッセージ
「主人が遺した遺産について、子どもたちと話し合っても意見が分かれてしまい、どう解決すれば良いのか途方に暮れていました。先生に相談したことで、具体的な分割案を提示していただき、家族全員が納得できる形にまとめていただけました。
特に、自宅を守りながら子どもたちに公平に財産を分ける方法を提案していただけたことに、とても感謝しています。煩雑な手続きについてもすべて対応していただき、安心して進めることができました。
家族全員で明るい未来を迎える準備が整い、本当にほっとしています。先生にお願いして良かったです。ありがとうございました。」
